Sunshine Coastでリラックス〜(´∀`) コロナ後初の小旅行

日本でもコロナ自粛が続いて多かれ少なかれみなさん大変な時期を過ごされていたと思います。

ここカナダでも、というかカナダの方が日本より被害が大きく、政府の対策も自粛どころか事実上ほぼほぼロックダウンに近い”病院、スーパーマーケット、薬局以外ほぼ全て閉鎖”という処置が取られました。

日本では美容室は営業自粛対象に入らなかったみたいですが、こちらではPersonal Service(対人サービス。美容室、マッサージ、鍼灸など)は全てクローズ対象でした。カナダ政府がオッケーを出してくれるまでは閉鎖しないといけない状況だったのですが、当然その状況がいつまで続くかは誰にも分からず、全くもっていつまた美容室を再開できるかは未知でした。

その結果3月中旬から5月中旬まで2ヶ月間丸々仕事がありませんでした。

こんなに仕事をしない時期が続いたのも、あそこまで毎日家にいるのも人生初の体験でしたねぇ。

なんせ普段だったら休みがあれば必ずと言っていいほど海外旅行に行っていたのに(年に3回ぐらいは行ってました)、海外旅行どころか国内旅行にも行けない。

ましてや食料品の買い物、もしくは定期的な運動以外で外に出ることをほぼ禁止されていたので5月中旬にやっと自粛が解かれた時の開放感と言ったら。

やっっっと普通の生活に戻れる!外に出れる!遊びに行ける!なんとも言えない高揚感。

これから始まる2ヶ月も休んでいた仕事への不安も同じぐらいありましたけどね。

そんな複雑な気持ちの中、街は徐々にいろんな店が開き始め、私が勤める美容室もついに再開しました。

再開後は週4労働で以前の週5より少なかったんですが、久しぶりの仕事すぎて疲労度はMAX。

疲労度もですが、美容師って何ヶ月も仕事しないと手の感覚がかなり鈍るんです。

さらには2〜4ヶ月髪を切っていないお客さんばかりで(普段は2、3週間に一回カットにくるメンズの方々)元々の髪型なんて思い出せないぐらい原型を留めていない始末。普段よりも当然長い時間がかかります。

心の準備はしっかりしていたつもりでしたが、想像以上のバタバタの毎日が再来。仕事に戻れて幸せな気持ちとは反面、毎日ボロ布のように疲れ果てていました。

あ〜バケーションに行きたい〜!

そんな時にBC州政府が州内への小旅行だったらまぁ行ってもいいだろう、とのお触れを出したんです。

ただ地元の住民の方々の中にはまだ旅行者に来て欲しくないと思っている方もいるので、地元の方々のリソースを奪わないように、自分たちの食料、飲み物、必要なものは旅先では購入せず、全部バンクーバーから持っていくことが提案されました。

はいはい、もちろん食料品は全部持っていきます!

思い立ったら吉日。すぐにBC州内の主な旅先を検索。行き先はどこでも良かったんです。旅行に行けるんならどこでも。でもそんなことを考えていたのは私だけではなかったらしく…主な州内の旅行先はどこも予約でいっぱい。

仕事も始まっていたのでいつでも行ける訳でもなく、人気の旅行先、宿はかなり絶望的でした。

そんな時!幸運なことにたまたまお友達のお友達でキャビン(旅行者の為の宿泊施設)を経営している人から「再来週キャンセル出たから旅行先探してるなら泊まりに来る?」

これは行くしかない!

ということで行ってきましたSunshine Coast!

Sunshine Coastとはバンクーバーの街から近い方のフェリーポートHorshoe Bayからフェリーに乗って40分のところにある、かなりアクセスしやすい大人気の週末小旅行スポットです。

バンクーバーの北西に位置し、カヤック、カヌー、ハイキング、海釣りなどのアウトドアアクティビティーが盛んで、絵はがきになりそうなキレイなビーチがいっぱい点在します。

バンクーバー側から見たサンシャインコースト。右側に見える島みたいのがそれ。

バンクーバーとは陸続きで、実質島ではないんですが半島みたいなエリアなのでフェリーに乗ってしか行く方法はありません。

場所柄、喧騒から離れた手付かずの自然がいっぱいで海も山も森もめちゃくちゃきれいなので、バンクーバー市民からしたら陸続きだろうがなんだろうが島的存在のサンシャインコースト。

こんなに近くに都会から離れてリラックスできる場所があるなんてなんてラッキーなんだろう、私たちは…とつくづく思わされます。

さてさて今回泊まらせてもらったのはフェリーを降りてから車で40分ぐらい行ったところにあるSecheltというヒッピーで有名な小さな町にある森の中のログハウスなんですが…

その前に腹ごしらえです。

Catch of the Dayのフィッシュタコス

Smoke On The Waterという海辺にあるバーベキュースタンドに立ち寄りました。

ここはサンシャインコーストのオフィシャルウェブサイトにも載っている超オススメの屋台的スタンド。

私はいつもフィッシュタコスとかマグロのラップとかサーモンサンドイッチとか海鮮一筋ですが、プルドポークとかチキンとかプティーンとかそうゆう肉食系もいっぱいあります。本当に全部美味しいですよ〜。

レストランではないので席は屋外で5席ぐらいしかないのですが、海を眺めながら食べることができるので晴れた日は本当に気持ちいいですよ〜。

はい、食べ終わってぼーっとしたところで宿に移動です。

ジャジャーーン

おっきなソファ
ベランダからの眺め。生い茂る木々の向こうに海が!

この2枚以外すっかり写真を撮り忘れていますが、サンシャインコーストは今回で5回目だったので初めて行く場所のドキドキ感は当然なく、さらには「絶対これがしたい!」という欲望があった訳でもなく、写真ほとんど撮りませんでした…本気でリラックスすることに徹しました、とでも言っておきましょう。

キャビンに着いてまずボーッとして、夜はバーベキューをする予定でいたのでボーッとしすぎて家から出られなくなる前にハイキングに行こう!ということになりHidden Gloveというところにハイキングに出かけました。

結論から言うと、思ってたよりも、まあ!短いハイキングコースで、つい先月行ったTunnel Bluffsなんかとは比べものにならないお手軽さでした。Family Friendlyって言うんですかね。

お子さんがいる家庭や脚が悪い、腰が悪い方などにはオススメ!傾斜もほぼありません。

ここにもジブリちっくなコケが
とっても大きな神々しい木
頂上からの眺め。言っちゃ悪いけどもっと眺めいいかと期待してました
こんな感じ
こんな感じ

と、まぁ特にレポートするまでもない感じの典型的なトレイルでしたが、自然の中に身を置くとやぱっぱり気持ちが洗われますね。

ハイキングの後はビーチにもお邪魔してみました。

お邪魔といっても泊まっているキャビンから見える距離にある超近所のビーチです。

今回一緒に旅に来たメンバーはかなりユルめな人たちなので、特に遠出したい要求のあるメンバーではなく。はい。とりあえずキャビンに戻る前にビーチ寄っとく?的なノリで誰もいない海に繰り出しました。

ジャーン

透き通った海にちっちゃい蟹が数え切れないほどいます

ほんとはカヤックとかしたかったんですけど、とりあえず今日はもうハイキングしたんで帰ろうということになり、ビーチで30分ぐらい得意のボーッとをし、キャビンに戻りました。

さぁて、帰ってバンクーバーから持ち込んだ肉バーベキューするぞー!

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