Vancouver Restaurant レビュー Mangia Cucina & Bar

こんにちは、さずです。

私が住んでいるカナダのBC州もついにワクチンパスポートが始動し始めました。

10月24日までは一回のワクチン接種でもこのパスポートをダウンロードすればレストランやカフェでの飲食、映画館での映画鑑賞やコンサートなどのイベントに参加することができます。(10月24日以降はワクチンが二回打たれている必要があります。)

早々と二回ワクチンを打った私はワクチンパスポートが出来てからも臆することなく週1ぐらいのペースで外食をしていたのですが、諸事情で10月からはなかなか外食することが難しくなるため、その前にちゃんとしたレストランに行っておきたくなった私。

本当は家の近くの超高級イタリアンレストラン、Giardinoに行こうと思ったのですが、さすが人気店、そう簡単に予約が取れるはずもなく。

数日前に予約していたらいいものの、なんせ思いたった日に予約を試みたもんだから当日はおろか、翌日の予約すら取れるはずもなく。

それでも行きたい!と思い立ってしまったら食べに行きたいもので。

なんとなくイタリアンがいいと思っていたため予約が取れそうな、でもできるだけ”ちゃんとした”レストランを検索した結果、昔一回だけ行ったことがあったオリンピックビレッジ近くにある一軒家のイタリアンレストラン、Mangiaに白羽の矢が立ちました。

お名前.com

こちら、オープンして3年の新しめレストランですが、場所的にも外観的にもかなり隠れ家的存在の一件。

文字通り一軒家のレストラン

オーナーシェフの方はイタリアのシシリア島出身で、パスタに力を入れているこのレストランは当然ながらパスタもソースも全て手作り。

イタリアンレストランには珍しくメニューにはピザがありません。

メニュー自体がたくさんあるわけではなく、無駄なものは全て省いた前菜、サラダ、パスタ、メインがそれぞれ4品ずつぐらいのきっと全てが美味しいんだろうなと思える集中っぷり。

一つ残念なのがMangiaのウェブサイトが少し見にくいこと。

メニューにたどり着くまでちょっと戸惑いますが、こちらがそのメニューページ

意外と前菜の数が多くて9種類その中でも人気なのはビーフのカルパッチョや、サフランライスのリゾットとモッツァレラチーズが入った丸いコロッケなようです。(←これ前回来た時頼みました。美味しいです。)

お店のインスタやレビューをチェックしながら何を頼んだらいいのか吟味しましたが、どれも響きが美味しそうでなかなか決まらず。

※日本のレストランと違い、こっちのレストランにはフードメニューに写真は載っていないので材料からどんな物が出てくるのかを想像するしかない為、想像力に乏しい人はオーダーするものをなかなか決められません。

一品一品の値段が結構するので、せっかく予約までしたちゃんとしたディナーだしどうしても失敗したくない私たちが今回トライしたのは

  1. 焼きタコとポテトサラダ grilled octopus, crushed baby potato salad, salsa verde,glazed cherry tomatoes, topped with crispy baby octopus $20
  2. ロブスターと蟹のラビオリ hand-made ravioli filled with lobster & crab, served withgarlic, chili & cherry tomato in white wine reduction $29
  3. スパゲッティカルボナーラ house-made spaghetti, cured guanciale in egg, parmesancheese &black pepper sauce $26

です。

お名前.com

とりあえず前菜から何か一品、と思った時に美味しそうなメニューが多すぎて最終的にサーバーのお兄さんにオススメを聞いて選んだのはタコのグリル

タコの下に敷き詰められているのがポテトサラダ。見た目にも美しい!

こちら前菜にしてはお高めの$20ですが、いや、これ頼んで正解でした。

海鮮大国日本ではタコは身近な食材として様々な料理に登場しますが、北米ではタコはあまりメジャーな食材ではなく、むしろガムのようにチューイーで”飲み込むタイミングが分からないもの”として敬遠されがちなものであります。

それゆえにこちらのレストランでタコ料理を出させると大概焼き過ぎでカッチカチに干からびたタコが出てくるのがオチ。

なのですが、そこはさすがMangia。このタコをとてつもなく柔らかく、風味豊かなものに仕上げてくれました。

めちゃくちゃ美味しい。

Olympic Village にあるメキシカンレストランOrpheriaのグリルドオクトパスも有名でこちらもかなり美味しかったですが、それを超えましたね。

Mangiaのタコの方が”高級な”タコ感が強く、しっとり柔らかく、味もしっかりしている印象。

そしてタコの下に見え隠れするポテトサラダがこれまたうまい!

本当に美味しくて前菜にしてしまうには勿体無いクオリティー。

添えられた黒いメッシュのような網目状のお飾りはイカスミで作ったパリパリのクッキーのようなもの。

超脇役の割にイカスミの味が濃厚ですごく美味しかった・・。

前菜の時点でテンションが爆上がりし、続くパスタもかなり期待大。

2年前にここに食べに来た時ここまで美味しかったかな〜?さては腕あげたな、と一人で考えているとお待ちかねのパスタが登場。

今回はメインは頼まず、悩んだ末パスタ2種類をオーダーして食べ比べることにしました。

まずですね、ここのパスタほんとに美味しい。

手作りパスタならではのモチモチ感がかなり高く、いくらなんとかシェフのYouTubeを見て逆立ちして作ったとしても買ってきた乾麺では到底叶わない、本当に食べ応えのある、ねっとりもっちりの生パスタ。

ロブスターと蟹のラビオリについてですが・・はい、見た目はこちら。

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このパスタ、私が今まで食べてきたパスタ人生の中で一位か二位です

美味しすぎる。これはMangiaに行った人全員が頼むべき一品。

これはやばい美味しいです。

過去にイタリアを2週間半旅行したことがあり、パスタ大好きな私は当然本場イタリアのパスタを毎日のように食べ漁りました。

そのイタリアで食べた数々のパスタよりもこのロブスターラビオリの方が美味しいと断言できるレベルです。

見た目にも美しく、まるでクリスマスリースのような半円を描いたラビオリの上にチェリートマト、ガーリック、チリ、イカスミで作ったパリパリの飴細工のようなアクセントにオリーブオイルがちりばめられています。

ラビオリをカットすると中にはロブスターと蟹肉がゴロゴロとふんだんに詰められていて、これがかなり濃厚で食べ応え抜群。

具材がババーンと乗っているスパゲッティーと違って、ラビオリって中身見えないし、そんなに具材が入っているとも思えないから食べた気がしないという偏見から、普段ラビオリを頼まない私でしたが、今回は本当に当たり。こんなに美味しいラビオリ食べたことない!

味付けはガーリックとチリがかなり効いていて結構ピリ辛なので、サーバーのお兄さんも「辛いの大丈夫ですか?」と聞いてくるほどスパイシーなトマトベース。

写真で判断する限りラビオリの枚数は8枚。

さすがにこの一品のみで満腹にすることは難しいですが(大食いは量重視)、前述したように濃厚なシーフードがびっしり詰まっていることと、とにかく味が美味しすぎて$29の価値ありすぎます。

これは次に来た時も是非とも頼みたい一品。

ラビオリを熱く語ったところで、もう一つのパスタ、カルボナーラですが・・・・

結論から言うとこのカルボナーラも今までの私のカルボナーラ人生の中で一位二位を争う美味しさです、はい。

いやぁ、ほんとにここすごいわ。パスタがうまい!

ここのカルボナーラはとてもシンプルな見た目のクリーム色のソースにパンチェッタが入った”ザ・カルボナーラ”。

ソースは言うまでもなく超超濃厚なんですが、これが全然重くなく、ホワイトソース系あるあるの”食べてるうちに気持ち悪くなってくる現象”が皆無。

まるで煉獄さんのように最後まで「うまい!うまい!」と一瞬で食べきってしまいました。

激ウマたこグリルと激ウマパスタ二皿を食べ終えた私たちでしたが、この時点で腹6分目ほど。

大食いはお金がかかりますね。

何を頼んでも美味しいことに味をしめ、追加オーダーを目論みます。

普通はここでメインを頼むもんだと思うのですが、頼んだパスタ二つがあまりにも美味しかったため、なんとここでパスタをもう一品追加するという暴挙に出ました。

選んだのはメダグリオニ?という聞いたこともないパスタの種類のきのこパスタ。

見た目が想像もつかなかったそのパスタがこちら。

その名の通り?メダルの形をしたパスタで、ラビオリと同じ考えで、中に具材が入っています。

数種類のキノコとトリュフが入っていて、ソースは濃厚なゴルゴンゾーラのクリームソース。

キノコ好きとしてはたまらない。

これもとっても美味しかったのですが、私の中ではさすがにラビオリとカルボナーラの衝撃にはかなわず。

そしてパスタ4枚だけ・・という大食いには悲しい事実がゴーゴーと燃えていた心の火をとろ火にしました。

この4枚のパスタもキレイにペロリし、大成功の今日のディナーは終了。

ちなみに今回ドリンクはバージンカクテルを頼んだのですが、これも激ウマでした。

頼んだのはEstate Mocktailという名のいちごベースにミント、トニック、レモンを調合したシンプルなもの。

モヒートのいちごバージョンって感じ

しかしこれがどの有名バーで飲むバージンカクテルより美味しかった。(ちなみにお酒は入っていませんが$10します。結構しますね。)

別にMangiaの回し者でもなんでもないんですが、今回は本当にこのレストランの実力を見た気がします。

そりゃあ好みはあると思いますが、私の中ではMangiaがバンクーバーのイタリアンレストランの中では暫定一位を獲得。

安いレストランではないのでそれなりに美味しくないと困る、と言われたらそれまでですが、ずば抜けて高いわけでもなく、少なくともお値段に見合ったお味であることは間違いないと思います。

ちなみにここのオーナーさんが最近イエールタウンにイタリアングロッサリーストアをオープン。

 1155 PACIFIC BLVD

every Tuesday – Sunday from 11 am to 9 pm:

なんとMangiaの手作りパスタやソースが買えるらしいです。

サラミやチーズ、オリーブオイルにバルサミコ酢などのイタリアを代表する食材を始め、テイクアウトのパスタやパニーニなども売られているみたいです。

Mangiaのパスタが家でも再現できる!(かもしれない!)

これは行ってみる価値ありそうです。

以上Mangia Cucinaのレストランレビューでした。

それではまた〜

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