コロナワクチンレポート

みなさんこんにちは、さずです。

未だにコロナ問題が片付かないカナダではありますが、やっとワクチンの一回目が打てました。

ちなみにモデルナでした。

私のお客さんで世の中の事情をなんでも知っている(と私は感じている)信頼できる64歳のおじさまお客様がいるのですが、そのおじちゃまが ”ファイザーにはもしかしたらガン細胞を殺す副作用(いい意味で)があるかもしれないからできればファイザーを打って欲しい” と何度も言っていたので(真相は分かりません)、その影響で私も心からファイザーを打って欲しいと思っていました。本当に心から。

しかしご存知の通りワクチンの種類は選べません。

ワクチンを打ちに行った会場にある”本日可能なワクチン”を打たれることになります。

カナダでは今現在

  1. ファイザー
  2. モデルナ
  3. アストラゼネカ

の3種類が供給可能になっていて、一体どれを打たれるんだろう・・とちょっと不安でありました。

この3つのうちアストラゼネカは40歳以下の比較的年齢が若い人に打つと血栓ができる可能性があると報じられたため、国側が40歳以下の人には打てないと発表。

さらにはアストラゼネカの供給がカナダ国内で激減したため、政府側が1回目のワクチン接種でアストラゼネカを打つことをストップ。まずこれを打たれることはないだろう、と自分の中で除外。

残るはファイザーとモデルナなのですが、ちょうど私のワクチン予約の1週間前に

”来週ファイザーが2ミリオンカナダに到着します”

とニュースで報じられたのを見て、「これはファイザーで決まりだろう」

と鷹をくくっていた私。

さらには前述した”なんでも知っているおじさま”が言うには

ファイザーとモデルナの保存温度を比較した時に、モデルナの方がマイナス25度とファイザーのマイナス85度よりも高く、保存が比較的簡単な為、マイナス85度の冷凍庫がバンクーバーなどの大都市に比べて少ないであろう田舎の地域の方に供給されているはず

・・・ということはバンクーバーで予防接種を受ける限りファイザーになる可能性が高い!

と勝手にほぼ99%の確率でファイザーだな、と確信していた私。

ファイザーだよね♪?と、わりとルンルン気分でワクチン会場に着いた私は一列に並ぶ長蛇の列を発見。

予約の時間が15分刻みで区切られているのですが(私の予約時間は1:15でした)、長蛇の列は一本のみで特に予約時間ごとに分けられていたりはせず、みんな一列に並んでいました。(こういうところが日本とは違う・・)

電話でワクチンの予約をした時に「会場には数分だけ早く来てください。5分前でも早すぎるので決して10分15分前に到着することのないように」と釘を刺されていたので、きっちり2分前に到着した私。

ところが列に並んでいた人たちはみんな1:30 や1:45予約の人たち・・。おい!まだ1:13やぞ!

時間に正確でない国民性の割にワクチンを早く打って欲しいがためのこの行動ががめついです。

この列のすぐ近くに一人だけボランティアの若いお兄ちゃんがスタッフとして列を統制していて、そのお兄ちゃんが「君の予約は何時だい?」と聞いて周っていました。

自分の周りに並んでいる人たちがほとんど1:30の予約と答えている中、私はすかさず1:15!と答えるとちょっと焦った表情をしたお兄ちゃんは私を列の前の方まで誘導してくれて「列が動いたらこの人の前に入って」と割り込みさせてくれました。

ホッと一安心。

「これがエルセーヌだ!」エルセーヌのエステ体験行ってみた!【画像あり】

列は意外と一気に進み、あっという間にセンターの中に。

中に入るとハンドサニタイザーを使うように促され、マスクをしているにも関わらず使い捨てのマスクも渡され、自分のマスクの上からさらにつけるように指示されました。厳重。

その後臨時で設置されたカウンターみたいなところでヘルスケアカードを渡し、名前や住所などを確認されます。その時に「どのワクチンを打たれるか分かりますか?」と勇気を振り絞って聞いてみました。

するとお兄ちゃんが私を試すように「どのワクチンがいいの?」と聞いてきたので、すかさず「ファイザー」と答えると「・・・うーん・・もう一個の方だよ」と言いにくそうに答えました。

その瞬間、え!モデルナ!?と信じられない気持ちになり、一気に気持ちがドーンと落ち込み、思わず「マジですか!?えー・・・どうしよう」とカウンターでウダウダする私にお兄ちゃんも「うん・・どうする?やめたかったらやめてもいいんだよ」と優しい対応。

あーどうしようどうしよう、と悩みまくったものの、私の後ろで待っている人たちに悪いな、と思いとりあえず先へ進むことに。

その間に例の”なんでも知ってるおじさん”に急いでメールし、「モデルナらしいんだけどモデルナ打っても大丈夫!?」と藁にもすがる思いで聞いてみたものの、こういう時に限って返信はなく、ついに私の番が回って来てしまいました。

私が案内された席は一番端っこで、みんなが打たれている様子がよく見える位置でした。

打ってくれる方は年配の女性で、その人に恐る恐る「モデルナなんですよね・・?ファイザーじゃないんですね・・。」と言うと「ファイザーが良かったの?モデルナもファイザーも一緒よ。どっちもRNAワクチンだもの。」と冷静。

「日によってその日運ばれてくるワクチンが違うからファイザーになるかモデルナになるかは当日まで誰も分からないの。今日はモデルナっていうだけで。でもモデルナが嫌なんだったら今日はキャンセルしてもいいんですよ。また新しく予約し直さないといけなくなるけど。」

と、ここでもウダつく私に優しい対応。

実際この椅子に座ってから冗談抜きで5分ほど悩みました。本当にファイザーが良かったんです・・この時は。

でも今キャンセルしてももしかしたら次に来た時もモデルナになる可能性はゼロではないし、次に予約が取れるのはきっと3、4週間後だろうしなーと心の底から悩んだのですが、結局腹をくくってこの日モデルナを打ってもらいました。

打たれた感想は”冷たい!そして痛い!”でした。

マイナス25度の液体が身体に入って来た瞬間はやっぱりとっても冷たく感じました。

それと同時に液体が入れば入るほど痛いのも感じました。

ただこのワクチンはめちゃくちゃ少量なので一瞬で終わります。ものの5秒あるかないかだったと思います。

5秒のワクチンを終えた後は「あちらの待機所で15分は休んでください」と言われた椅子が置いてあるエリアで休みます。

そこにはナースが常在し、もしめまいがしたり具合が悪くなったりしたら申し出るように言われました。

座っている間は体調の変化などはなく、ただただボーッとしていましたが、打った腕はズンと重くなっていました。

その後用事があったので夕方まで外にいましたが体調が悪くなったりはせず、いつも通りの休日を過ごせましたが、ワクチンを打って5時間ごぐらいからは’腕がだんだんと痛くなって来ました。

筋肉痛のような感じです。腕を伸ばして高いところにあるものを取ろうとしたり、打った方の腕を下にして眠ろうとすると痛みが走りました。

それは次の日も続き一日中片腕だけ筋肉痛のようでしたが、三日目からその痛みはスッとなくなりいつもと同じ日常に。

私の副反応は打った場所の痛みが二日間続くだけでした。

人によってはひどい頭痛が二日間続いたり、熱が三日間でたり、強い反応がある人もいますが大半の人は腕の痛みとちょっとした疲れなどの軽い症状で終わるようです。

それと2週間後ぐらいに2回目の反応が来る方もいるようで、気持ちが悪くなったり重い頭痛があったりもするようです。

私は今現在接種から3週間経っていますが今の所何もありません。

でも2回目のブースターショットは若い人ほど反応が強く出るらしいので(私が”若い”に入るのかどうかは謎)ちょっとビビってます。

基本的に具合が悪くなったり熱が出たりするらしいので、二日間ぐらいはお仕事お休みの前日に打った方がいいかもしれません。

以上ワクチンレポートでした〜

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