私が住んでいるBC州では7月1日のカナダデーの日を皮切りに様々なコロナ制限が緩み、なんとマスクの義務化が解除。今まで禁止されていた室内家族のみ/屋外5人以上の集まり禁止も解禁され、公園・ビーチなどではたっくさんの人でごった返している光景を目にするようになりました。ずっと閉鎖されていたナイトクラブやカジノまで一気にオープンに至り、今までの自粛が一瞬にして消え去ったかのような“元々の日常”に戻りつつあるバンクーバー。
そこで今回は久々に新しいレストラン/カフェレポートです。
コロナがやっとこ落ち着いてまたレストランやカフェの席に座ってゆっくりできる日常が戻って来ました。
今回ご紹介するのは普段はあまり行く機会がないStrathconaエリアでたまたま見つけたオシャレカフェThe Garden Strathconaです。
この辺りは特にめぼしいお店やレストランも無ければ大きなダンプカートラックなどが行き来する大通りで埃っぽく、ホームレスが多いことで有名なエリアなのですが、それとは逆に最近ではヒップでオシャレなビールのブリューワリーが増え、たくさんのローカルアーティストたちがアトリエを構えていることでこれからオシャレになっていくことが期待される注目のエリアでもあります。
ここはカフェだけにとどまらず、カフェ(コーヒー)+レストラン(ビール)+ショップ+イベントスペース
になっていて、一つの視野にとらわれないマルチスペースとしてビジネスが展開しているようです。
お名前.comお店に一歩足を踏み入れるとそこには想像以上のplantsが壁一面にディスプレイされていてまさに“Garden”の名に相応しい空間。
重厚感があるダークブラウン色の大きなカウンターとplantsのグリーンがめちゃくちゃマッチしていてお店に入っただけで「めっちゃかわいい!」と小声で発してしまったほどテンションが上がりました。
ホームメイドと思われるスコーンやローフなどのベイキングアイテムがグラスケースの中にありどれも美味しそう。。
食べ物は全てベジタリアンっぽく、マッシュルームボウル$12やマッシュルームチーズメルト(パンにグリルドチーズとマッシュルームが乗っかってる)などどうやらマッシュルームが推し?のフードメニュー。
私が今回頼んだのはcold brew(アイスコーヒー)と興味深いGarden Soba Noodleなる蕎麦サラダ$14。
どうやらこちらは飲み物も食べ物もオーガニックにこだわっていて、できるだけ地産地消を目指しているとのことで・・・コーヒー豆はAgro Roastersという近場のコーヒー屋さんからオーガニック豆を取り寄せて焙煎しているそう。
激ウマオーガニックアイスコーヒーをすすりながら待つこと5分。
キンキンに冷えた蕎麦サラダがカフェの奥の方から登場。(お店の奥が広々したキッチンになっているみたいで食べ物は全てそこで調理されてる模様。)
ジャジャーン
ケール、カリフラワー、ピックルドオニオン、パプリカなどの野菜がたっぷり入った栄養満点蕎麦サラダで、味付け玉子が添えられていて見た目もかなり“Garden”!
味付けは胡麻ドレッシング的なソースでした。
お蕎麦は細かめに切られていてサラダに馴染んでいたので日本人的には蕎麦の感覚はほぼないですが、とても食べやすく、普通に美味しかったです。
普段自分で作る蕎麦とは違う”アレンジ蕎麦“。
野菜もいっぱい食べれるし今度自宅でも作ってみよう!とレパートリーの参考になりました。
私がカフェで蕎麦ヌードルを食べている間もお客さんはひっきり無しに現れ、みんな大体テイクアウトの飲み物やペイストリーを注文していましたが、同時に店内で売られている小物を見に来ているお客さんもいっぱいいました。
店内は広々していて天井が高く、開放的で、緑が多いせいかなんだか居心地がよく、結局こちらで2時間ほど居座りました。
2時間も居座ると大食いの私はなんだか口さみしくなってくるものでして、はい。
結局グルテンフリーのチョコレートバナナブレッド$4も追加でオーダー。
グルテンフリーとは思えないほど柔らかくて味もしっかり。めちゃくちゃ美味しかったです。
余談ですがお手洗いの空間もとってもかわいくて感動。
久々にカフェでまったりできた休日に感謝。
以上おすすめカフェレポートでした〜