こんにちは、さずです。
今回も前回に引き続きバンクーバーのお店情報なのですが、今回は秘密のバーをご紹介します。
秘密と言ってもググれば出てくるし会員制なわけでもないし誰でも行けるのですが、外に看板がない上、パスワードを言わないとその扉を開けてもらえない為、一見そこにバーがあるとは誰も気づかないようなところにあります。
バンクーバーにはこのようなスタイルのバーがしばし出現するのですが、情報通、もしくはお酒好きまたは新しいもの好きな友人や家族が周りにいないとなかなか辿り着けないですよね。
今回ご紹介するのはLaowaiという名のとてもオシャレなバー。
場所
これまた前回のAddahと並んで、少々ヤバ目な場所にあります。チャイナタウンのど真ん中です。
Googleで検索すると店舗の外観の写真が出てくるんですが、なんせ秘密のバーだし外観もその辺りを写しただけで、隣のチャイニーズグロッサリーの漢字の看板の写真に目を奪われます。
本当にこんなとこにバーがあるの?と思うんですが、そのチャイニーズグロッサリーの隣に畳6畳ぐらいの小さな店舗があります。
そこは持ち帰り用の餃子を売っているBLND TGER(ブラインドタイガー)と言うお店。
餃子の種類はエビとオイスターのワンタン、シュウマイ、バイソンのMOMO(!)など全部で6種類。
ここにはイートインスペースはなく、餃子は完全にお持ち帰りのみ。
しかーし!一つだけ店内で食べる方法が。。
それは秘密の暗号を伝えてこの奥に入ること。そう、それはシークレットバーへの入店です。
入店方法
もちろんこのシークレットバーは夜の間(正確なオープン時間は不明)しか開いていないので昼間にその暗号を言っても開けては貰えませんが。
その暗号というのが”Number Seven”
7番目のメニューということです。(餃子メニューは6種類のみ)
立っているお姉さんに”ナンバーセブン”と伝えると。。ナンバーセブン?オッケー。何人?とカジュアルに聞かれ、重そうなドアをおもむろに開け、中にいるスタッフに人数分の席が空いているかを確認。すぐに入れる場合はそのまま通されますが、どうやらこのバー週末はめちゃ混みらしく、Googleのレビューを見ると待ち時間が長くてうんざりする的なコメントが多数ありました。
私は2回行ったことがあるのですが、どちらも平日の早めの時間帯だったからか全く待つことはなく、対応もスマートに、ストレスフリーでした。
中に入れることが決定するとお姉さんから「携帯は絶対に使わないように」と説明があります。
電話もテキストも写真を撮ることもダメ。
シークレットバーゆえの演出です。
それに承諾できる人のみが中に入れます。
ウソでもYESと告げ、いよいよその重い扉の向こう側へ。
※記事とは全く関係ありませんが、このトーナーめっちゃオススメです。ブリーチしてキンキンになってしまった髪に。
扉の向こう側
外の光が一切届かない真っ暗なバーの中に入るとそこには別世界が広がっていました。
天井と壁一面に映し出された無数の鳥達に迎えられ、真っ暗な店内にポツンポツンと灯る間接照明が痺れるほどカッコよく、東京にでも来たかな!?と回想してしまうようなバンクーバーらしからぬ重厚でモダンな空間。
それもそのはず。ロンドンの有名デザイナーが手がけたディープグリーンを基調にした店内は、めちゃくちゃ狭いんだろうと勝手に想像していた期待を大いに裏切り、奥行きがあって、天井も高く、とても広々。
思わず「わーお」と言ってしまうほど、その視覚的インパクトは素晴らしく、席に通される前からテンションが上がります。
こちらそのバーメニューにも仕掛けがあって、一つ一つのオリジナルカクテルにそのカクテルをイメージするストーリーと登場人物が1ページずつ描かれており、材料だけが記されていて何が出てくるか想像し難い一般的なメニューとは違いました。
数人で違うカクテルを頼んでみると分かりますが、一つ一つのカクテルの見た目と味が恐ろしいほどに違います。
どれを頼んでも本当に美味しく、個性的で他ではなかなか味わえないようなものばかり。
ちなみに先に書いたようにこのlaowaiの店内でBLNDTGERの餃子をカクテルと共に楽しむことも可能。
なんてことはない普通の蒸し餃子ですが(失礼)BisonのMOMO(ヒマラヤ料理好きだな、私)普通に美味しかったです。
ということで今回は写真撮影ができないため、laowai店内の写真は全てDaily Hive上からいただいたもので、あまり目でお伝えすることができず申し訳ないですが、気になる方は直接お店に言って自分の目で確かめてみてくださいね。
以上シークレットバーリポートでした〜