バンクーバーの猫カフェCatfeとCatoroに行ってみた件

こんにちは、さずです。

今回はバンクーバーにある猫カフェについてです。

猫カフェの存在

そう。バンクーバーにはなんと猫カフェがあります。しかも二つも!

日本の猫カフェとは違い、バンクーバーの猫カフェにいる猫たちは全て保護猫で、新しい家族にもらわれていく為に猫カフェにやって来ます。

そう。猫カフェの猫たちは全員アダプションが可能で、カフェに来て猫ちゃんとの相性を知ることができる、いわばオープンアダプション会場。

もちろんアダプトするには審査があり、どこに住んでいるか、家なのかアパートなのか、子供はいるのか、今まで猫を飼ったことがあるのかなど100近い質問が載った誓約書に回答し、サイン。それを猫カフェスタッフと、大元の保護団体が目を通し審査される仕組み。

もちろんアダプション目的ではなく、ただただ猫と戯れたい人も、猫に囲まれてお茶を飲みたいだけの人もふらりと立ち寄れる猫好きにはたまらない癒しの空間です。

そんなバンクーバーの猫カフェ、一つはCatfe(キャッフェ)という名前でチャイナタウンの怪しいモール、ティンセルタウンの中にあります。

Catfe

こちらは2015年にオープンしたバンクーバーの猫カフェ一号店で、ここにはSPCA(いわゆる動物保護団体)に保護された猫たちが常時20匹ほどいます。(お披露目エリアに出て来ている猫はその半分か3分の2程度)

大体の保護猫たちは昔誰かに飼われていたものの途中で捨てられてストリートキャットになった子たちや、虐待されてきた猫たち、はたまたずさんな環境の下、法外に大量飼育されているところを保護された猫たちが多いみたいです。

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猫好きの私はこのキャッフェがグランドオープンする2015年12月にソッコーで予約。

猫を飼いたくても飼えないアパートに住んでいる為、アダプションはできませんが猫と触れ合えるこのカフェは私にとって天国であり、癒しの場。それから月一ペースで入り浸っていました(笑)

一応カフェなので、ここにはコーヒー、お茶、ジュースなどのドリンクと、猫の形をしたかわいい焼き菓子などがあります。

このドリンクを飲みながら猫ちゃんと触れ合うことができるのも大きな特徴です。

気になる料金は

コロナ前:ドリンクを頼む場合と頼まない場合で値段が違って、頼む場合の入場料は50分$10ほどで、ドリンクは大体$3〜$5.5ぐらいでした(確か)。この時も予約なしのウォークインを受け付けていましたが大体毎日予約で埋まってしまっていてウォークインで入れる確率は低かったです。

今はコロナで基本的に予約オンリーで、入場料もコロナ対策と称し格段にアップ。なんと50分$16.75に。(この値段にドリンクが含まれているかどうかは不明です。)

私の休日の入り浸り場所だったキャッフェですが、さすがに頻繁に行き過ぎると飽きてくるもので、しばらく離れている頃にバンクーバーに二つ目の猫カフェが登場しました。

バンクーバーに二つ目の猫カフェ

その名もCatoro(キャトロ)!

想像に容易いですが、Cat(キャット)と Totoro(トトロ)を掛け合わせたネーミングで、その名の通り店内はトトロの森をイメージした広々としたスペースで可愛らしい作りになっています。

ジブリの人気者トトロはここ、バンクーバーでも大人気なんですねぇ。

キャトロのホームページからお店の紹介ビデオを発見。

キャトロはキャッフェよりも天井が高く広々とした空間になっていて、猫ちゃんたちの数も多め。

大体常に25匹ほど待機しているイメージです。

キャトロの猫は前述したキャッフェと提携しているSPCAからではなく、Cat Therapy & Rescu;e Society (CTRS)という、病気などで高額の医療費が必要となった為飼い主から返されてしまった猫たちを保護する団体から送られて来た猫です。

キャトロでも気に入った猫ちゃんがいたらもちろんアダプションができます。

虐待などの経験が少ないからかキャッフェの猫たちよりもフレンドリーな猫が多いイメージで、毎回誰かしらの猫が構ってくれるので(そう、キャッフェではどの猫も触らせてくれない日もありました)キャッフェを飛び越えてキャトロが私のお気に入りの場所に昇格。

※午後に訪問すると大体の猫がおネム

もう一つのキャトロお薦めの理由がドリンクが美味しいこと。

こちらもキャッフェと同じくドリンクを注文できるのですが、このドリンク、オリジナルメニューが多く、バブルティー多め。(おそらくオーナーさん中国系)

タピオカが入った黒糖ミルクティーや、ロンドンフォグにタピオカをトッピングしたThe Foggy Cat、クリームを混ぜ込んだCloud Seriesなど、なんとUber Eatsでもオーダーができるほど力が入っていてとっても美味。

気になる料金は

こちらも例に漏れずコロナ前とコロナ後では料金体制が大幅チェンジ。

以前は15分のクイック猫カフェ訪問が$6でできましたが、現在は50分の訪問オンリーで、ドリンク込みで$20。(ドリンクが不要の場合は$17)

※ここのドリンクは大体$5から$7するのでドリンク込みにした方がお得

こちらも当日のウォークインを受け付けてはいるものの、大体予約で埋まってしまうのでオンラインで予約することが強く推奨されます。

 

ルール

キャッフェもキャトロも入場に際してのルールはほとんど一緒です。

  • 猫ちゃんたちがいるエリアに入る前に手を洗う、もしくはハンドサニタイザーを使う
  • 猫ちゃんを抱っこしてはいけない
  • 食事中の猫を触ってはいけない
  • 寝ている猫が嫌がる場合は触ってはいけない
  • 猫は大声を嫌うので猫エリアでは静かに

などが主なルール。

コロナ真っ最中の今は当然最初から最後までマスク着用がマストです。

キャトロでは猫グッズ(キャットフードやトイレ、おもちゃなど)にも力を入れていて、オーダーすると金額に応じてデリバリーまでしてくれるそう。既に猫ちゃんのオーナーになっている人たちの強い味方でもあります。

これらの売り上げがキャトロと提携している保護団体の貴重な財源になっている為、大手からではなく、ここから購入してあげることもLocal Small Businessを支える一つの方法です。

残念ながら私は猫ちゃんがいないので叶いませんが。

コロナで多かれ少なかれみんなストレスが発生している為、そのすさんだ心を猫カフェでアニマルセラピーとして癒されてみることを大推薦します。

コロナ中はキャトロも閉まっていたので、先日久々にキャトロに行ってみましたが、いやはや本っっ当に癒されました。

以上猫カフェレポートでした〜

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